楽天JCBデビットカードがオススメできない理由

福田です。昨年末ぐらいまで1%と驚く高還元率の楽天JCBデビットカードを使っていたのですが、今年始めごろからほとんど使わなくなりました。理由とともに、オススメできる方とオススメできない方をお教えします。

                       

還元率は高いがATM利用料もバカ高い、利便性もイマイチ

もうね、これにつきます。3万円未満の入金・全金額の出金手数料が最低でも216円(セブン・イオン・PatSat)、多くのATMでは270円(E-net・ローソンATM・赤い銀行・青い銀行・ゆうちょ・VIEW ALTTE)ですよ!それでいてMICS(全国の都市銀・地銀・信用金庫・信用組合が連携しているATMネットワーク)での出金ができない。なーんで入金にも金を取るんですかねぇ…
もし無料で使いたいならば入金を一回3万円以上でするか、金を10万(1回のみ無料)~300万(7回無料)預けるか、さもなくば楽天銀行のサービス(賭け事・証券取引含む)を10~30件利用するかしないといけない感じで、非常にハードルが高いです。

預けた時に3万円未満で、270円取られたとして、それをJCBデビットカードの還元率だけで取り返すには27000円も使わないと取り返せないのです。
さらに出金する時に270円取られるので、もし入出金した場合は正味54000円も使わないと取り返せないのです。
明らかに低額利用者や銀行になるべく多く預けておいて、ちょこまか引き出す人には損ですね。

ゆうちょ銀行を持っていれば入金はゆうちょ経由で0円、出金も103円でできるそうなので、多少は損を減らすことができるでしょう。
ですが、私自身は無駄に口座を持つのが嫌なので(管理できない)、やっていません。しかも申請とかしなくてはいけないので、面倒ですし。

海外送金は某VISAデビットを最初に発行した地銀S銀行が合計手数料が5000円~に対し、楽天銀行は送金人負担で合計手数料が1750円~とびっくりするほど安いので少しでも利用される方はこちらの方が圧倒的にお得です。
ちなみに楽天銀行と他の銀行比では、海外ATMで使うと手数料が同じ216円なんであまり変わりません。むしろ楽天銀行JCBデビットカードは1%なので得したりします。

オススメできる人

  • 最低でも10万円以上、できれば50万円以上を常時預けておくことができる人
  • 一回3万円以上を入金でき、なおかつほとんど下ろさない人
  • ゆうちょを持っていて、なおかつあまり下ろさない人で、時間に余裕のある人
  • 海外送金をする人
  • 海外に拠点を移す人

オススメできない人

  • 財布がわりに使っている人
  • あまりお金がない人

では僕はどうしているのか、どうするのか

僕自身はスルガVISAデビットカードを利用しています。Tポイント支店ですと、還元率は0.5%(200円未満切り捨て)です。
まあ、デビットの中では一般的、ちょっと高めな還元率です。
でも、ATM手数料は圧倒的です。平日昼間であればまずコンビニとかゆうちょは0円。MICS使っても108円。休日でもほとんどの場合108円、ごく稀にしか216円はありません。デメリットとしてはやっぱり還元率とあとはATMの時間でしょうか。休日は21時でATMを閉めてしまうので、あまりないとはいえ使い勝手が少し悪いです。ネットバンキングも21時だったかで一部業務が止まったりします。

まもなくクレジットカードが作れるようになりますが、クレジットカードができてデビットカードが不要になったら、スルガ銀行とりそな銀行に統合しようと思っています。りそなは滅多に使いませんがもし小切手をもらった時にスルガのネット支店だと利用規約上は受け付けてくれないので、その場合に使います。あとは対面取引の方が色々と都合がいい場合なども。
余談ですが、クレジットカードは三井住友のデビュープラス(タクシーチケットが強い)とビューカード(オートチャージが強い)の予定です。あとは高還元率カードですかね、やっぱり。

各デビットカードの詳細は以下からどうぞ

スルガ銀行
楽天銀行

この記事は最終編集から一年以上経過しております。この記事に書かれた内容をご利用・実践される際は十分ご注意ください。

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