AT&T、Verizon、T-Mobileのエリアと料金、特徴で比較!

福田です。先日、AT&TのGoPhoneに色々と不満を持っていたので、T-Mobile Simply PrepaidかVerizon Prepaidに乗り換えようと画策していました。その際にエリア・料金・特徴の三つを比較したのでまとめます。

                       

AT&T GoPhone

AT&T スクリーンショット

まず、現在利用しているAT&T GoPhoneです。

iPhone 7 Plus日本モデルとSpeedtestアプリを利用した4G(=LTE)回線、アンテナ表示3つでのテストでは、上りがおよそ7Mbps、下りがおよそ2Mbpsでした。郊外の夕方なのでこれぐらいといえばこれぐらいでしょう。
AT&TのGoPhoneで良い点は、アメリカ国内差し向けの電話・SMSが無制限、国際電話をプランで契約するとバカ安いことです。日本の固定電話宛であればなんと$5さえ支払えば、1ヶ月250分間まで追加料金など無しに通話できます。

$5のプランを契約するとお得と書きましたが、AT&Tにも悪い点があって、250分以降が1分あたり$1.09とバカ高くなります。また、WiFi Calling(WiFi経由での通話)や、VoLTE(米国ではHD Voiceとも言われている)はGoPhoneでは利用できません。さらに、テザリングを利用するには5GB以上のプラン、つまり$60のプランを選ばなくてはならず結構不便です。

料金面については、$45で4GBまでの高速通信が可能です。また、自動支払いにすると5ドル割引があります。Visaデビットでも支払い可です。また、$45プラン以上であればデータの繰り越しも可能なのでお得です。

T-Mobile Simply Prepaid

T-Mobile スクリーンショット

次に、最初に乗り換え先として候補に上がったドイツテレコム子会社のT-Mobileのプリペイド。周りの留学生や学校の友達はここかMVNOのMetroPCSを利用している人が多かったです。

メリットは何と言ってもコスパがいいこと。先ほど使えなかったWiFi通話も、VoLTEも使えます。加えて、全てのプランでテザリングが可能です。さらに、留学生はビザの都合上やすやすと入出国できませんが、カナダやメキシコでもSIM差し替えなしで高速通信できます。さらに、音楽もデータ制限にカウントされず聴き放題です。デメリットは、AT&Tや次で紹介するVerizonよりちょっとエリアが狭いのと(だいたい2~3%ぐらい狭い)、データ繰り越しはAT&Tよりさらに高い$65以上のプランを選ばないといけないことでしょうか。さらに、国際電話し放題プランが$15と高いです。とはいえ、話し放題なので、AT&Tと損得が逆転する、月に260分つまり4時間20分以上話す方には強くお勧めします。ま、僕はそんなに電話しませんが。

料金は3GBで$40です。自動支払いプランでの割引は特にないです。

Verizon

Verizon スクリーンショット

もっとも有名かつ米国内携帯キャリアでぶっちぎり最大手のVerizonです。最大手の強みか、この三者でもっとも高い料金設定となっています。ホストファミリーはここを使っていました。曰く「最古参だし超安心できるしええで」とのこと。
メリットはエリアが米国最大級(98~99%、といってもAT&Tと大して変わらない)かつ、LTE-Advancedプロジェクトによって通信スピードも他者より秀でている地域が多い点でしょうか。もちろん、多くの他社で使えるWiFi Callingも有効です。テザリングについては特に明記がありませんでした。また、45ドルプランでは90日間まで使わなかったデータを繰り越しできます。デメリットは、料金が2GBで$45と、他社に比べぼったくりな料金設定になっていることと、国際電話定額プランがない(割引プランは$5であります)ことでしょうか。どこぞのSBグループ系列のアメリカ放題を提供しているキャリアよりは速度的にマシなのでなんとも言いませんが、僕はちょっと遠慮します。

まとめ

以下の金額には国際電話プランを含み、割引を一切効かせないで計算しています。

  • データをがっつり使い、国際電話をそこそこするなら4GBで$50のAT&T
  • 国際電話をかなりしつつデータも結構使うなら3GBで$55のT-Mobile
  • あまりデータとか国際電話とか使わないけど、信頼と実績と速度を重視するなら2GBで$50のVerizon

といったところでしょう。
僕的には良い順でAT&T>T-Mobile>Verizonだと思っています。

結局僕はまだGoPhoneとT-Mobileで悩んでいます。WiFi CallingやVoLTE、それに$15で日本向け固定電話がし放題、音楽聴き放題は強い。
あえてSprintについて言及しなかったのは、回線がほとんどの場所で遅すぎるし、なんならSoftbankのアメリカ放題を使えばいいからです。

この記事は最終編集から一年以上経過しております。この記事に書かれた内容をご利用・実践される際は十分ご注意ください。

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