アメリカにある案外簡単に使えるBitcoinのATMを使ってみた。

福田です。先日まで私はアメリカに長期滞在(ここではビザが必須な3ヶ月以上の滞在を意図しております)していたわけですが、一旦帰国することになった際に私はBitcoinのATMを使いまして日本の口座に送金をしてみましたので、こちらにてレポしておこうと思います。

                       

オススメはBitExpress×bitFlyer

BitcoinのATM、ことにミシガン州デトロイト近郊ですとオススメなのはBitExpress。本人確認が携帯のSMS番号ですと認証コードだけでOKという楽さです。近所にあった「Bitcoin of America」は何かと面倒で、どうにも使えない感だったのでこちらをオススメします。

そして、送金先の取引所はbitFlyerをオススメしております。資本金日本一(執筆時現在)で安全ですし、最近はbitFlyerもcoincheckもその、盗難保険を導入したのでよさみが深いです。特に、bitFlyerは三井住友を利用している場合だと出金手数料がcoincheckよりも安くなる場合があるので、抜群に相性がいいですね。


日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

使ってみた

まずは、BitExpressのATMに行きましょう。私の家の近くですと、Southfieldにあるシェル石油のスタンドの中にあるのが一番近かったのでそこに行きました。

まず、送金金額を「$2000未満である」にし(しないとID認証が入り面倒)、その上で携帯電話番号認証を済ませます。それから、BitcoinウォレットのQRを読ませます。ちょっとこれが曲者で、iPhone 7 Plusは躯体が巨体なため、読ませにくい点もありました。もう一つアドバイスとしては、画面の輝度を最大にしておくべきと思います。この二点は、読み取りに手こずった点から学びました。

QRコード読み取り画面

その後に、うまく読み取れると紙幣の挿入画面になるので、エイサホイサと左下にある黒い機械に紙幣をぶっこんでいきます。紙幣は一枚ずつでないとダメなようです。一応、QRなので誤りはないと思いますが、念のためアドレス欄も確認しておくことを強く推奨します。

紙幣挿入画面

それで、「Finish」を押すと、メールでの領収書が必要か聞いてきますので、僕はYesを押しました。それで、メールを入力したら完了です。送金が数分以内に開始されるはずです。
すごい簡単ですね。

あとは、Coincheckなどで売却をすれば完了です。

coincheck_sell

レートはどうなのか?

レートはお世辞にもいいとは言えませんね。だいたい10%ぐらい手数料が上乗せされています(さらに入出金時にドル円レートの値動きも加味されます)。これ(手数料)は事前に表示される利用規約でも出てきます。当時はCoincheck:BTC/JPYが28.3万でしたが、BitExpress:BTC/USD*USD/JPYは36.3万近くとかなりぼったくりレートでした。

取引完了画面(レート付き)

当時、Coincheckで売却・出金までしたら送金前11000円ぐらいあったのが9000円ぐらいになってしまいました(内訳:1100円がBitExpress,400円が出金手数料,500円が売却手数料)。でも、ギリギリ100~200ドルぐらいまでなら銀行のSWIFTによる外国送金よりも安くなると思います。

ATMの場所はどこなのか

BitExpressでは主にミシガン州デトロイト近郊、ペンシルバニア州フィラデルフィア近郊、及びワシントンD.C.近郊でATMを展開しているようです。ここでは貼れないっぽいので、詳しいロケーションはBitExpress.comをご覧いただくことをオススメいたします。

この記事は最終編集から一年以上経過しております。この記事に書かれた内容をご利用・実践される際は十分ご注意ください。

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