BOSE QC30・35などのファームウェアをダウングレードする方法

福田です。先ほどイヤホンにアップデートが来たのでサクッとインストールし、その後アップデート内容を確認して見ました。そのところ、不具合があると聞き不安になったため、念のためにダウングレードの方法を備忘録的に書いておきます。この方法はSoundSportsなどでも有効とのことです。

                       

ダウングレード手順を画像付きで解説

まずはBose Updaterにアクセスし、利用規約に同意します(Accept and Continueをクリック)。

ダウンロードページ

すると、ダウンロードの画面になるので、Downloadをクリック。Macではdmgファイルがダウンロード開始されます。この時点では、まだWebページを閉じないでください。閉じてもいいのですが、このあとこのページの上で作業をするため、どのみち必要になります。インストール方法はOSによって異なるので割愛します。

接続待ち画面

インストールが終わったら、コンピュータにある、Bose Updaterを起動。Macですと上のメニューバー、右上に丸Bのアイコンが表示されます。それと時をほぼ同じくして、画面が「Installation Successful」となります。少し待つと、対応機種が表示された画面に移ります(上の画像参照。)。この画面で、USBで端末と接続しましょう。

すると、端末のバージョン情報などを表示する画面が出てきます。日本語になっているのは右上からちょっとごにょごにょしたからです。あとスクショだったのはなぜかChromeではうまく動かず、様子見をしたからです。

バージョン情報などの画面

この画面で、a,d,v,↑,↓、と入力します。焦らなくても大丈夫です。おそらく、advはADVance modeの略かと思われます、というか実際そうです。間違いない。入力すると、アップデート通知の画面のみだったのが、具体的なファームウェアインストール画面になります。ここで、不具合のあるバージョンから一つ下のバージョンを選んで、Voice Prompt Languageはそのままにしておきます。そして、「Apple Changes」をクリック。ファームウェアのダウンロードが始まり、間も無くインストールが開始されます。この間、USBは抜かないでおきましょう。抜いたら故障する可能性もなきにしもあらず。だから絶対です。数分後、インストール完了の旨が出ますので、それで完了です。実際に音楽を聞いてみたり、充電してみたり、NC機能を試したりして、不具合が解消されていることを確認しましょう。もし直っていなかったら、Bose社に点検・修理を依頼することをお勧めします。

まとめ

アップデートはスマホで、しかもBluetooth経由でできるのに、なぜわざわざこんな煩雑なことをしなければならないのかわかりません。できれば、Bose ConnectアプリにもAdvanceモードを提供していただきたいものです。まだ私は不具合には遭遇していませんが、遭遇した時でも慌てず騒がず、落ち着いてこの手順に則ってバージョンを落とそうと思います。この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
余談ですが、Bose QC20から乗り換えました。

この記事は最終編集から一年以上経過しております。この記事に書かれた内容をご利用・実践される際は十分ご注意ください。

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