ダフ屋横行、アメリカのスタジアム!買ったら損!その他デトロイト市雑感

福田です。アメリカ留学中にデトロイトタイガースの試合をデトロイト都市部にあるコメリカパーク(コメリカは銀行です)に見に行きました。その際、ダフ屋が堂々横行していることを目にし、日本との違いに気がついたのでレポートします。

                       

日本では堂々としたダフ屋はいませんが…

今や東京ドームなどではダフ屋が大声でチケット売りをすることなどほとんど見かけないのですが、アメリカではもうそれは平然と売っています。
チケット売り場の真正面、大声で「チケット余っていませんか、いい席ありますよ!」って言っていますし、視界に入ってきた人手当たり次第に(例ではお兄さん)「Hey兄ちゃん、チケット持ってるかい?特等席欲しくないかい?チケット売り場よりこっちの方がコスパいいぜ!おいおい、話聞いてくれよ!」的なことを言っています。
買う気は無かったし、買わなかったのですが、チケットの値段だけ聞き出して見たら、あるところは二階席を定価の倍以上で売りさばいていたので悪質かな、と思いました。
ちなみにミシガン州法では2015年より、ダフ屋は合法となっています。(ソース:Ticket scalping decriminalization proposal wins approval in Michigan House(英語)[日本語意訳:ダフ屋の非犯罪化がミシガン州議会で決定])

実際のところやっぱり損

実際のところ、合法ですが先ほども書いたようにダフ屋は損です。こんなところで買うより、StubHubというメジャーリーグ公認転売サイトがあるのでそちらを利用するべきでしょう。運や場合によりますが、ダフ屋から買うよりいい席も手に入りますし、ダフ屋で買うより安いこともあります。それに安心でしょう。高額なチケットだと$160(16000円超)~なのに40人以上の入札があるものもあります。非常に熱いです。
StubHub

コメリカパークはここです

デトロイトタイガースが勝った場合、花火を球場内で盛大に15分ぐらい飛ばします。観客席は煙まみれでした。

デトロイトタイガースが勝った場合の花火

おまけ

デトロイト-ウィンザー国境から2,3kmの範囲は、デトロイト市のホームレスの方でも、観戦に行く人々を「楽しんできてね!」と通りすがりに言ってくれたりする人もいます。それにホームレスでもゴミで楽器を作り、お金を求めている人もいました。ざっと見た感じ、ポイ捨てや落書きもあまり見受けられず、少なくとも全米一犯罪の多い都市とは思えない様でした。ですが、8マイルロードを国境から向かって西におよそ4km~10km?程度の範囲は廃墟まみれといい、道路がガタガタといい、なんといい、非常に治安の悪そうな街に見えました。
想像では殺人なり放火なり窃盗なり略奪なり、そういったものを行った時1回ぐらい見れるのかな、と思いましたがそこまでではないようです。あとiPadを車内に放置して行きましたが、盗難にあわなかったのでそれもまた運がいいのか、非常に不思議です。

国境から10km以上離れると、ちょっとした郊外(デトロイト市に隣接するPleasant Ridge(プリザントジッジ)やFerndale(ファーンデール)など)が出てきます。こちらは日本人も何人か住んでいます。国境からおおよそ30km?程度行くとNovi(ノバイ)市やCanton(カントン)市があり、こちらは日本人が非常に多く、また日本人学校や日本食専門店などもあります。また日本企業の外国支社もあります。留学生を除き、自分の知り合いで4,5世帯はこれらの地域に住んでいるのでどう少なく見積もっても3000人ぐらいはこれらの地域に住んでいると思われます。

100km以上行くと、ミシガンの首都Lansing(ランシング)があります。首都はデトロイトじゃないんですよ。もしデトロイトにあったとして、国境から4kmちょっと行けば治安の悪いところがある地域に首都があるのも微妙ですが。変な例えですが、永田町がLansingで、新宿がDetroitみたいな感じです。

この記事は最終編集から一年以上経過しております。この記事に書かれた内容をご利用・実践される際は十分ご注意ください。

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