アメリカの携帯会社はH2Oがぶっちぎりで最強!おすすめ!

福田です。私はかつて、AT&TやT-Mobileが良いと書きましたが、その後にいろいろ調べてみたところ、KDDIの孫会社のLocus Communicationsが提供するH2O Wirelessが最強という結論になりましたので、他社と比較して特に秀でている点を書いていこうと思います。デメリットも当然記載しています。

                       

KDDI×H2O Wireless ロゴ

40ドルという破格な価格で8GB LTEがついてくる

GoPhoneはLTEは使えず、4G=3.5G(HSDPA)までなので、ある意味大嘘つきでしたが、H2OはLTEが使えます。デトロイト郊外でGoPhoneでは出て7Mbpsでしたが、同じAT&T回線であるH2Oでは47Mbpsも出ました。平均しても20Mbpsは安定して出ます。

また、「それだけなら別にH2Oじゃなくても」と思ったあなた。2017年3月末までの限定で8GBデータ通信容量がついてきます。通常、40ドルであればどこのキャリアも2~4GBが高速通信の上限ですが、8GBです。圧倒的差です。
もっとも、Wi-Fiが使えない場所とかはアメリカではあまりないので、そんなにいるかどうかは別としても十分すぎる量です。

無制限国際通話つき

これも強い。T-Mobileでは日本あて無制限国際通話を$15のオプションで提供していますが、H2Oではオールインワン、つまり一切この件に関しての支払いはいりません。ただし、携帯電話あては例外で料金がかかりますが、20ドル相当までは無料通話となっています。それ以上の場合は事前に支払いし、コールクレジットを入手しておきます。もっとも、僕はそんなに長電話はしませんが、万一のことを考えるとあるに越したことはないということになります。

コールセンター・購入できる販売店は日本語利用可能

これも強い。H2Oには日本語が話せるオペレータがいます。僕自身、AT&TからMNPする際に611(日本で言う116や157、151)に電話をかけたのですが、オペレータが英語のみだったため非常に難儀し、最終的にはH2Oの販売店の店員さんに泣きついてしまいました。否、私自身でも進めようと思えば意地でできたのですが、モチベ0になっちゃいました。でもH2Oなら互いに日本語で話せるため、細かいニュアンスも伝わりやすいですし、留学生であればホストファミリーに頼んだりする必要も無くなります。困った時に助かります。

また、販売店も日本語対応が多いです。NYであればブックオフとかで扱っていますし、僕の近所(30km先w)のNoviであればMIRAI(過去にミシガン(特にデトロイト近郊)在留日本人がよく使う日本に特化した店4選!という記事で紹介しました)で扱っています。どちらも、カウンターの方は日本人が多く、また日本語を話すことが可能です。最悪、周りになければオンラインショップも日本語対応ですし、あるいはそこいらへんのアメリカの7-11でも売っているのでそこを検討しても良いでしょう。なお、オンラインショップの方は日本配送オプションもあるものの、バグっていて使うことができないようです。残念。

以下特筆すべきデメリット。

テザリングができない&VoLTEが使えない

個人的にはテザリングできないのは痛いですね。8GBもあるのだからテザリングができるとありがたいのですが…。また、Voice over LTEことVoLTEも使うことができないため、いくばくか音質が落ちます。この二つはGoPhone共通です。

iPhoneだとMMSが使えない&Wi-Fi通話ができない

iPhoneですと、この会社のSIMカードではMMSのセンター設定ができないため、ダミーSIMカードなどを使用して、事前に設定を変更しておかないとMMSを利用することができません。また、わりかしどうでもいいっちゃあどうでもいい機能ですが、Wi-Fi Callingを使うことができないため、圏外の場所では通話ができません。GoPhoneではMMSを利用することができました。

そのほか、FaceTimeを携帯回線越しに使うことができない上、なぜか電話のコネクションが確立されてから発信までに10秒程度かかります。10秒たって、決まってへんな(ズンチャッズンみたいな感じの)BGMが流れて12秒後にようやく呼び出し音が鳴ります。

T-Mobile vs AT&T vs H2Oで比較。まとめ

もし、T-Mobileで8GB、はないので5~10GB高速通信、無制限国際電話をつけると、月65~75ドル相当の費用がかかります。その代わり、上のできない機能は全部ついてきますし、確かメキシコ・カナダでの国際ローミングも可能です。また、GoPhoneで8GB、250分国際電話(無制限はない)をつけると、$60~$65程度、月にかかります。その代わりFaceTimeが携帯回線で利用できます。

結論を言えば、それなりの都市に住んでいて、かつお金があるならT-Mobileを選ぶと賢いと思いますし、そうでないならばH2Oを選ぶのがスマートかと思います(僕は節約の観点から乗り換えました)。AT&Tはどっちつかずなので、今回からおすすめから外します。
キャンペーン終了後は3GBに戻りますが、国際電話のこと、カスタマーサポートの安心さを考えるとこのキャリアにとどまっていても損はないかな、と思います。

この記事は最終編集から一年以上経過しております。この記事に書かれた内容をご利用・実践される際は十分ご注意ください。

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